経験も浅く、しかもインフレータブルボートしか経験の無い私のHPで講習会と言うのはおこがましいのですが、マリーナに所属していない我々カートッパーは気楽な反面、安全やマナーについての情報が伝わりにくいのが現状です。そこで、自分の失敗談なども含め、安全やマナー向上に役立つ情報をお伝えできればと、このコーナーを設けてみました。


安全編

救命胴衣は必ず着用しよう 救命胴衣は、常に着用する習慣をつけましょう。着用していれば命が助かったのに という例は数多くあります。ひとたび人命にかかわる事故が起きると、多くの人に多大な迷惑が及ぶことを胆に銘じる必要があります。
携帯電話を持ち、家族に出航場所と予定を知らせておく どこからボートを出して何時頃上がる予定か、家族に知らせておけば、余計な心配をかけずに済みます。風向きなどで、予定を変更する場合も連絡を入れておきましょう。また、携帯電話は必ず持ちいつでも連絡がとれるようにしておきましょう。
気象情報を調べておこう 風は強まるのか、弱まるのか。風向きはどう変わるのかなどの気象情報は出航前に調べておき、予報が悪い時は早めに安全策を講じましょう。
海況が悪ければ無理をしない せっかく準備をして餌まで買って来たのだからと、多少荒れた海でもボートを出してしまいがちですが、勇気を持って出航を取り止めることも必要です。
単独釣行はなるべく避け、仲間と釣行する 何か予期せぬことが起きても、近くに仲間がいれば安心です。なるべく単独で海に出ることは避けて、仲間と釣行するようにしましょう。楽しさも倍増です。

マナー編

ゴミは必ず持ち帰る。 当然のことですが自分で出したゴミは持ち帰りましょう。「ボート出してもゴミ出すな」
漁港の近くでボートを降ろす場合は許可を得て降ろす。 漁協関係者や漁師さんに許可を得てボートを降ろすようにしましょう。その際、海上で注意すべきことなど教えてもらえばグッドですね。
定置網、ブイなど漁具へ係留しない。 特に許可されている場合を除いて基本的には定置網などへの係留は禁止です。
航路で釣りをしない。 漁港やマリーナの出入り口は航路となっていることが多いので注意を払い、航路上でない事を確認して釣りをしましょう。
ヨットやウインドサーフィンなどの走行を妨げないよう早めに避ける。 動力のないデインギーやウインドサーフィンに不安感をいだかせないように、早めに進路を変え、走行を妨げないようにしましょう。

私の失敗談のホンノ一部をご紹介します。

私の失敗 状    況 反省点
出航した場所を見失った

釣りに夢中になっていて、ふと気付くと、出航時に目印とした建物が見当たりません。まだボート釣りを始めて間もない頃のことで、他の建物や地形に見覚えもありません。海上は無風ベタ凪ぎで回りにボートや遊漁船が多くのんびりとした状況でしたがどこに戻って良いのか解りません。

20分くらい走っても目印の建物は見当たらず、そんなに流されているとは気付いてないので、目印を見落として戻り過ぎたのかと不安になり、近くで漁をしていた漁師さんに「迷子になっちゃったんですが」と泣ついて無事帰港できました。潮流の恐さを思い知った1件でした。

風に流されるのと違い、潮に流されている時は実感があまりないものですね。時には川のように流れることもある潮流を意識して、常に自分の位置を確認しながら釣りをすべきでした。
海上でチューブのエアーが抜けた 走行中右舷のチューブのエアーが抜けベコベコ状態になりました。アセりましたが、残りのチューブの浮力でも走行できるよう設計されているハズと信じ、祈るような気持ちで操船し、無事に戻れたました。原因はパンクではなく走行中にクーラーボックスがに当たってバルブが緩んだようです。 以後、フットポンプは必ずボートに積んでます。夏場の炎天下では膨張してチューブがパンパンになるので海上で少し抜いて日が陰るとまたエアーを注入をすることも。
暗岩にスクリューをこすった 走行中水面下に岩が突然現われ、とっさにティラーハンドルを切りましたが間に合わずスクリューをガリッとこすりました。幸いエンジンが停止するほではなかったので出航地に戻り入念に点検しました。 「知らない所へ行ったら無理をしないことだぉ」ある漁港での年配の漁師さんの言葉です。名言。
もやいロープがスクリューに絡まり走行不能になった 滑走状態で突然エンジンがとまりました。スクリューを見てみると、バウからのもやいロープが絡まっています。こうなるとインフレータブルボートの場合船体の弾力のせいでピンとはって、簡単には外せません。結局、仲間に曳航してもらいことに。 滑走状態になって波を叩き始めると荷物やロープが暴れて不測の事態になります。以後固定できるものは固定しています。
海上でエンジンがかからなくなった。 海上での再始動はいつも一発だったのにいくらスターターロープを引いてもエンジンがかかりません。プラグも異常なし。結局ガソリンホースをクーラーボックスが踏んでいたのが原因のトホホでした。 点火不良を真っ先に疑いましたが、基本的な燃料経路の確認を忘れていました。
着岸時に体勢を崩しころんでズブ濡れになった。 着岸時、波にもまれボートが横向きになりそうだったので、慌てて降りようとして足をすべらせ海水浴をしてしまいました。 慌てないことが一番とわかっていても、ある程度経験を積むまでは慌てます。でも今となっては良い経験でした。